矯正治療が必要な歯並びの種類
次のような歯並びは、矯正治療で改善させた方がよいでしょう。
出っ歯（前歯が突出している）
前歯が前に大きく突き出ている状態のことを言います。
唇が閉じにくいため口呼吸になりやすいです。
治療法
マウスピース矯正で改善できる可能性があります。
当院では、口腔内スキャナーで歯型を取り、マウスピースを作製します。
そのマウスピースを１～２週間に1度交換していくことで歯を動かします。
すきっ歯（前歯のすき間が広い）
歯と歯の間にすき間が空いている状態です。
歯と歯の間に隙間ができているため、食べ物が挟まりやすくむし歯のリスクが高まります。
治療法
マウスピース矯正で改善できる可能性があります。
歯並びの状態によっては、上顎だけ、前歯だけの部分的なマウスピース矯正で改善できる可能性があります。 金属を使用せず、目立たない矯正がしたい方におすすめです。
叢生（さまざまな方向に歯が生えている）
歯並びがデコボコになっている状態のことを言います。
歯が生えるスペースが足りないと起こる可能性が高いです。
治療法
歯の重なりやデコボコが少ないケースでは、マウスピースのみで治療できる可能性があります。
歯のデコボコが大きかったり、不足しているスペースが大きかったりする場合は、マウスピースのみでの治療が困難な場合があります。
スペースをつくるための抜歯が必要であったり、歯を大きく動かす必要があるからです。
当院ではマウスピース矯正が可能かどうか、事前にシュミレーションができるため、一度当院へご相談ください。
受け口(下の前歯が上の前歯より出ている状態)
下あごの前歯が上あごの前歯より前に出ている状態です。
顔貌の印象に影響が出るだけでなく、発音問題に繋がるケースが多くあります。
治療法
マウスピース矯正で改善できる可能性があります。
当院では、事前にシュミレーションを行った上で治療計画を立てます。
交叉咬合（下の歯列が上の歯列よりも前に出ている）
左右のどちらかの歯並びが交叉している状態の歯並びです。
租借が難しくなったり、顔が歪む可能性があります。
治療法
マウスピース矯正で改善できる可能性があります。
上下の顎の大きさや、不足したスペースの大きさなどから総合的な判断をしますのでまずは、お気軽にご相談ください。
過蓋咬合（上の歯が下の歯に大きく被さっている）
「オーバーバイト」と言われている歯並びです。
正面から、下の歯が見えず上の歯が被さっている状態です。
治療法
マウスピース矯正で改善できる可能性があります。
過蓋咬合の度合いや原因、咬み合わせの状態などから判断します。
軽度の過蓋咬合はマウスピースのみで治療することが可能ですが、重度の場合はマウスピース矯正では困難となるケースがあります。
開咬（噛み合わせたときに上の前歯と下の前歯の間にすき間ができる）
奥歯が噛み合っていても前歯が閉じない状態の歯並びです。
指しゃぶりや、口呼吸などが原因で起こります。
治療法
マウスピース矯正で改善できる可能性があります。
開咬の度合いや、咬み合わせの状態から判断しますので、お気軽にご相談ください。
